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株式投資はむずかしくない ─ 初心者でもできる積立投資入門

元銀行員のメロン夫人です。

元知識ゼロのポテト男爵です。

この記事では、投資初心者でも実践しやすい「積立投資」の仕組みと考え方をやさしく解説します。

  • 投資はむずかしい
  • 値動きがこわい
  • タイミングが分からない

そんな人の参考になれば幸いです。

目次

投資のイメージ

皆さん、投資と聞くとどのようなイメージを持ちますか?

投資未経験の方からしたら、株価の値動きのチャートを朝から晩まで見て売買を行うイメージを持っている方もいるかと思います。

実際それで儲かっている人もいます。

しかし、我が家にはずっとチャートを見ている時間も、そこから最適な売買タイミングを見極める技術もありません。

そこで我が家が使っている手法はインデックスファンドでの積立投資です。

なぜインデックスファンドで積立投資なのか?

人は相場の変化に強く影響されます。
価格が上がると「もっと買わないと」、下がると「早く売らなきゃ」と焦ります。

その結果、

  • 高値で買って下落し、含み損を抱える
  • 安値で売って、その後の上昇を逃す

このような経験は珍しくありません。

積立投資は、毎月あらかじめ決めた金額で自動的に購入するため、この心理的な失敗を避けられます。
ちょうど、スーパーで毎週同じ予算で買い物をするような感覚です。
安いときは多く、高いときは少なく買うことになり、価格変動の影響を和らげます。

積立投資を続けることで手元には高く買った商品よりも安く買って商品のほうが多く残ります。

このように一定額で購入し続け、買うタイミングを分散する方法をドルコスト平均法といいます。

予算1000円で先週は1個100円だったから10個買えた。
今週は1個200円だったから5個しか買えなかった。
手元には100円で買ったものが10個、200円で買ったものが5個になるね。

積立投資に向く商品例

私たちはインデックスファンドを選んでいます。

インデックスファンド:市場全体の動きに合わせて運用される投資信託
代表例:米国株の「S&P500」、全世界株式(オルカン)

S&P500は1970〜2020年の50年間で、平均年率約7%の成長を記録しています。
もちろん、この数字は将来を保証するものではありません。
過去にはITバブル崩壊やリーマンショック、コロナショックなどの大きな下落もありました。

積立投資で時間を分散し、インデックスファンドで投資する企業を分散することができます。

時間と企業を分散することで、爆発力はなくなるけど安定感が出るね。

我が家は一か八かで一気に儲けるより、コツコツ着実に資産を増やしていきたいからピッタリだね。

積立投資を続けるための3つの条件

  1. 生活防衛資金(半年〜1年分の生活費)を現金で確保する
  2. 無理のない範囲の余裕資金で投資する
  3. 最低でも10年以上の継続を意識する

世界的投資家ウォーレン・バフェット氏も、長期・分散投資の重要性を繰り返し述べています。

積立投資の主なメリット

  • 積み立て設定をすれば自動で資産形成が進む
  • 値動きに影響されにくい
  • 長期で複利効果を活かせる
  • 投資判断の手間が少ない

注意点とリスク

  • 短期的には元本割れの可能性がある
  • 過去の成績は将来の成果を保証しない
  • 大きな下落局面でも続けられる金額設定が必要

たとえば、リーマンショック時にはS&P500が半分近くまで下落しました。
こうした局面でも継続できた人が、その後の回復で相場の恩恵を受け取ることができました。

まとめ ─ 始めるなら「今日」が一番早い日

積立投資は、感情に流されず、計画的に資産形成を続けられる方法です。
一度設定すれば、自動で積み上がります。

複利効果は早く始めるほど大きくなります。
生活防衛資金を確保したうえで、少額からでも始めてみましょう。

数年後、「あのときの一歩がよかった」と思える未来が訪れるかもしれません。

免責事項

本記事は筆者の個人的な体験談に基づいて執筆したものです。
特定の金融商品を推奨するものではありません。
投資には元本割れのリスクがあり、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
本記事の内容により生じた損害について、筆者は責任を負いかねます。

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