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浪費は悪じゃない!「活力投資」の見極め方

元銀行員のメロン夫人です。

元知識0のポテト男爵です。

この記事では良い浪費である活力投資について紹介します。

  • 節約したいけど削れないものがある
  • 節約頑張っているけど、日々の生活に色どりがない

こんな人の参考になれば幸いです。

目次

節約を意識しはじめた人が、必ずぶつかる壁

お金を大切にしようとすると、最初にぶつかるのは「これって浪費?」という不安です。

本やSNSで「節約こそ正義」「浪費をなくそう」といった言葉を見るたびに
つい、何かを買っただけで自己嫌悪におちいりがちです。

でも本当に、すべての出費を悪者にしなければならないのでしょうか?

食費、家賃とかの生活必需品以外はなくても困らないし浪費?

浪費にも、人生を前に進める力がある

私たちは、すべての出費を「浪費」とは考えません。

お金を使ったことで、気持ちが晴れたり、心が前向きになった経験はありませんか?

それはもう立派な「投資」です。

我が家では「活力投資」と呼んでいます

我が家では、心が軽くなったり、元気が出るようなお金の使い方を
活力投資」と名づけています。

これは贅沢ではありません。
将来へ進むための、ガソリンのような存在です。

逆にのちのち後悔するような浪費を「後悔浪費」と呼んでいます。

活力投資かどうかは、未来の自分に聞いてみる

判断の基準はとてもシンプルです。

「1週間後の自分が、後悔していないか?」

その問いに、素直に「よかった」と言えるなら
それは浪費ではなく、未来の自分への投資になります。

活力投資にも、上限は必要です

節約も大切。だけど、使うところは使う。

このバランスが崩れると、どちらもつらくなります。

我が家では、無理のない範囲で「活力投資」を意識しています。

いくら使うかよりも、「どう使ったか」が大切だと感じています。

活力投資と後悔投資の境界はあいまいで、心の持ちようなところもあります。

何でもかんでも活力投資としてしまっていてはいくらお金があっても足りません。

ほんとにこれだけは…といったものだけにするなどある程度、制限は必要です。

わが家の活力投資と後悔浪費の実例

実例①:ジブリ×久石譲のフィルムコンサート(2025年7月)

2025年7月。私たちは、ちょっと背伸びして
ジブリと久石譲さんのフィルムコンサートに行きました。

スクリーンに映し出される名シーンと、生演奏の音色。

ホール中が静まり返り、涙を流す人もちらほら。

終演後の帰り道、自然と「行ってよかったね」と口にしていました。

あの数時間が、今も心の支えになっています。

高かったけど行ってよかった。

今でも思い出すと活力が湧いてくるね。

実例②:NGだった後悔浪費もある

その一方で、失敗した出費もあります。

あるとき、気分が高まってブランドのバッグを購入。

自分へのご褒美のつもりでしたが
いざ手にしてみると「高すぎて使えない」と感じてしまい
そのままクローゼットの奥へ。

「使うのがもったいない」という気持ちが
せっかくの喜びを打ち消してしまったのです。

この経験から、「使ってこそ価値がある」と強く学びました。

買うときは絶対欲しいと思った。
今思うと、なんでほしかったんだろう…

活力投資を見極める3つの質問

活力投資か後悔浪費か、迷ったときはこの3つを問いかけます。

1.これは私の価値観に合っている?
2.気持ちが軽くなる買い物か?
3.同じ金額で、もっと満足できるものはある?

答えをノートに書き出してみると、意外と冷静になれます。

「なんとなく」の出費が減り、「納得のいく」出費が増えていきます。

自分だけの「活力投資リスト」をつくろう

私たちは「これは効いた!」というお金の使い方を、メモに残しています。

たとえば
・お気に入りのランチ
・楽しかった旅行先
・ジブリのコンサート

それを読み返すと、「また行こう」と思えるし
迷ったときの判断基準にもなります。

まとめ:心が動いたなら、それは価値ある出費です

節約だけが正義ではありません。

お金は、ただ減るものじゃない。
正しく使えば、人生を後押ししてくれる力になります。

「これは私を元気にしてくれるか?」
そう問いかけながら、意味ある出費を選んでいきましょう。

未来の自分が笑っているなら
その出費はきっと、価値ある「活力投資」です。

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