自由な未来を作る、わたしたちのお金と暮らしの話

我慢しない家計術|好きなことは固定費化で守ろう

元銀行員のメロン夫人です。

元知識ゼロのポテト男爵です。

この記事では好きことをやめずに節約する方法を解説します。

  • 節約頑張ってるけど日々に色どりがなくなってきた
  • つらくて続けられそうにない

そんな人の参考になれば幸いです。

目次

「節約の敵」って、本当に好きなこと?

お金を貯めようと思ったとき、
「まずは好きなことを削らなきゃ」と思ったことはありませんか?

カフェ、趣味、サブスク、スイーツや推し活。
でも、それを我慢しすぎると、
心はじわじわとカサついていきます。

日々に色どりがなくなってつまらなくなってくるね

ポテト男爵の「ジブリ爆買い事件」

節約を始めたばかりのポテト男爵は、家計簿を見ながらこう言いました。

「よし、まずは趣味を全部やめよう」

そう決めてから、動画も音楽もグッズもゼロ。
完全に無趣味モードになったのです。

でも2ヶ月後、限界がきました。

深夜、なぜかネットショップを開き、
ジブリのぬいぐるみやノート、食器を爆買い。
気づけば、1万円を超える出費。

「ガマンしても、反動がくるんだな」と反省したそうです。

好きなことは「変動費」ではなく「固定費」に

ここで少し用語の説明をします。

  • 固定費…家賃やスマホ代など、毎月決まって出ていくお金
  • 変動費…食費や買い物など、月によって変わるお金

多くの人は、好きなことを「変動費」として扱っています。
つまり、「今月は我慢」「余裕があれば買う」と毎月の気分で変える支出。

でも、好きなことをあえて固定費に入れると、心が安定するんです。

【理由1】毎月の予算に「楽しみ枠」があると安心できる

ポテト男爵は今、毎月の予算に「ジブリグッズ費」を入れてあります。

お気に入りのショップを見て、1つだけ選ぶ。
ぬいぐるみだったり、キーホルダーだったり。
その選ぶ時間も含めて、毎月の楽しみ枠になっているのです。

大きいものを買いたいときは翌月に繰り越したりしてます。

これは予定通りの出費だから、罪悪感ゼロ。
むしろ「今月もちゃんと自分を大切にできた」と感じられます。

予算に入っているから使わなきゃ

【理由2】我慢疲れを防いで、節約が長続きする

人は、我慢を続けるとストレスがたまります。
そのストレスが爆発すると、ドカ食いや衝動買いにつながります。

メロン夫人はこの事実をよく知っていました。

だからこそ、毎月1日は「スイーツの日」。
ドーナツやケーキ。
その一口が、心のエネルギーをそっと補ってくれるそうです。

節約のために心をすり減らすのではなく、
自分を喜ばせるために、予算を整える
それが、ゆるくコツコツ続けるコツ。

【理由3】「必要なこと」と「不要なこと」が見えてくる

固定費に本当に好きなことを入れると、他の支出がクリアに見えてきます。

何を残して、何を手放すか。
この「選ぶ力」が、節約上手になる第一歩です。

ジブリグッズは大切。でも使ってない動画サブスクは、もう解約したよ

固定費にするための3つのステップ

  1. 定額化する
     →「月2000円まで」など、上限を決める
  2. 習慣化する
     →「毎月○日に買う」とタイミングを決める
  3. 笑顔になるものに絞る
     →「なんとなく」ではなく「これがあると幸せ」と思えるものだけにする

この3つがそろえば、
好きなことも安心できる家計の一部になります。

あらかじめ固定費に入れてあるから衝動買いで赤字になることもないね

好きなことは、心のガソリンになる

FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指す人生は、長い旅です。
投資も節約も、コツコツ積み上げが必要です。

その中で、「好きなこと」はガソリンのようなもの。
楽しみを失った旅は、途中で止まってしまいます。

だからこそ、あえて予算に入れる。固定費として、守る。
これはムダ遣いではなく、長く続けるための戦略です。

節約に気を取られすぎるとなんのための人生かわからなくなるからね。

🌟まとめ

  • 好きなことを固定費に入れると、家計と心が安定する
  • 「本当に好きなこと」はあえて予算に入れよう

人生は、ただ「お金を残すこと」ではありません。
お金を使うことで、心を残すことも大切です。

好きなことを削る節約より、
好きなことを大切にできる家計管理を。

それが、わたしたちが目指すゆるーくコツコツのスタイルです。

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