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明日、収入が半減したら?FIREを目指す夫婦が先に作ったお金の秘密

元銀行員のメロン夫人です。

元知識ゼロのポテト男爵です

この記事では投資初心者がまず作るべき生活防衛資金について解説します。

  • 安心して投資したい
  • 生活防衛資金なくても全部投資にまわしたい

そう思っている人の参考になれば幸いです。

目次

明日収入が半減したら…FIREを目指す夫婦が最初に守ったお金

想像してください。
明日から給料が半分になると突然言われたら、あなたはどうしますか?
家賃、光熱費、食費…頭の中で一気に計算が始まり、胃がキリキリしてきそうですよね。

そんなまさかの時に、私たち夫婦が一番最初に準備したのは投資資金ではなく生活防衛資金でした。

生活防衛資金って何?カンタンにいうと…

難しい言い方をすれば、「急な収入減や予期せぬ出費でも生活を続けられるための資金」。
例えるなら、非常用バックパック
嵐の中でも安心できる秘密兵器です。

非常用バックパックがあれば災害にあっても多少は辛抱できます。

病気やケガ、リストラ、家電の故障…お金のピンチはいつ来るかわかりません。
だからこそ、先に生活防衛資金を別に確保することが大事なんです。

大丈夫だと思うけど、いつ働けなくなるかわかりませんからね。

安心して投資をするためにも必要な資金です。

理由はシンプル。
病気やケガ、リストラ、家電の故障、減給など収入が減ってしまった時に生活防衛資金がないと株を売却して生活費を確保しなければならなくなります。

株価が下がったとき、本当は「安く買い足すチャンス」なのに、生活費が足りなくて仕方なく売ってしまう…。これでは逆効果になってしまいます。

投資は「余裕資金だけ」でやるのが鉄則です。

実際、私の知人は防衛資金なしで投資を始め、株価急落と収入減が重なって安値で売却。
その後の株価回復で大きな利益を逃しました。
これを見て「やっぱり守りが先だ」と確信しました。

株価の暴落と会社の業績悪化は連動しやすいので注意です。

この間、車のエアコンとオーブンレンジ壊れました…

けど生活防衛資金でカバーできたね。

私たち夫婦の実例:100万円を先に確保

私たちはFIREを目指して、インデックス投資をしています。
でも始める前にまず100万円(5か月分の生活費)を貯めました

今すぐ職を失っても5か月は生きていけます。

いくら必要?目安は3〜6か月分の生活費

総務省の家計調査によると、二人暮らしの平均生活費は月約23万円。
FP(ファイナンシャルプランナー)の世界では、最低でも3〜6か月分を現金で持つことをすすめています。

たとえば、月20万円で暮らしているなら

  • 最低ライン:60万円
  • 安心ライン:120万円

これくらいが目安です。
銀行口座や現金で確実に使える形で保管しておきましょう。

初心者にもできる!生活防衛資金の作り方3ステップ

  1. 専用口座を作る
     防衛資金用の口座を作り、投資資金と完全に分けます。
  2. 少しずつでも積み立てる
     月1万円でもOK。ボーナス時にドンと入れればスピードアップ。
  3. 絶対に使わないルール
     使うのは、病気・失業・緊急の修理など「本当に必要な時」だけ。

まとめ:攻めるための守りを今すぐ作ろう

生活防衛資金は心の安定剤でもあります。
株価が下がっても「生活費は確保できている」と思えれば、焦って売らずにすみます。
心理的な余裕は、投資の成功に欠かせません。

生活防衛資金は、投資生活のスタート地点。
これがあれば、不況も暴落も怖くありません。
今日からでも、まずは1か月分を目指して貯めてみましょう。

免責事項

本記事は筆者の経験と一般的な情報に基づいて作成しています。
特定の金融商品や投資手法を推奨するものではありません。
投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。

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