はじめに|FIREは「ここから」始まる

元銀行員のメロン夫人です



元知識ゼロのポテト男爵です
このブログでは、
「10〜15年後に働くかどうかを自分で選べる暮らしを目指す」
というテーマで、我が家のFIREロードマップを記録しています。
FIREというと、
- 何を買えばいいの?
- どの投資信託がいいの?
- 副業は何をやればいい?
と、どうしても「手段」の話から気になりがちです。
でも、我が家はあえて、ロードマップのステップ1をこう置きました。
① 現状と目的を整理する
正直に言うと、ここはちょっと地味です。
でも、このステップを飛ばしてしまうと、
- 途中で不安になって投資ペースを落とす
- 何のために頑張っているのか分からなくなる
- 夫婦で目線がズレてギクシャクする
…みたいなことが起きがちです。
この記事では、我が家が実際にやった
- お金の「現在地」の見える化
- 「なぜFIREを目指したいのか」の言語化
を、そのままマネできる形でまとめてみました。
なぜ最初に「現状と目的」を整理するのか
最初にこのステップを置いた理由は、シンプルです。
- 今どこにいるか分からないと、ルートが引けない
- なぜそこに行きたいのか分からないと、途中で折れやすい
からです。
地図アプリでも、
- 現在地が分かる
- 行き先を入力する
- ルートと到着予定時刻が出る
という順番ですよね。
FIREも同じで、
- 今の「収入・支出・資産」の状態(現在地)
- なぜFIREを目指すのか(行き先の意味)
この2つを押さえておくと、
- ステップ②「 目指すFIREの形と必要額を決める」
- ステップ③「サイドFIREまでのざっくりシミュレーションをする」
が、一気にやりやすくなります。
ステップ①-1:お金の現状をざっくり見える化する
まずは「今どんな状態か」を、ざっくり把握します。
いきなり完璧な家計簿を作る必要はありません。
最初は、以下の4つだけでOKです。
- 毎月の手取り収入(世帯合計でOK)
- 毎月のおおよその支出総額
- いま持っている金融資産(現金+投資+その他)
- 借金の有無(住宅ローン・車・カードリボなど)
① 毎月の手取り収入
- 夫:○万円
- 妻:○万円
- ボーナス:年○回・合計○万円(あれば)
→ 「年間いくら入ってきているか」をざっくり出す。
② 毎月のおおよその支出
- 家賃(or 住宅関連)
- 光熱費
- 通信費
- 食費
- 車関連
- 保険
- 趣味・娯楽
- その他
すべてきっちり分けなくても、
「だいたい月○〜○万円くらい使っているな」
と把握できれば、最初は十分です。
③ いま持っている金融資産
- 普通預金
- 定期預金
- 証券口座(NISA・特定)
- iDeCo など
をざっくり合計して、
「現時点での、我が家のお金のタネはいくらか」
を出します。
④ 借金の有無
- 住宅ローンの残高
- 車のローン
- カードのリボ・分割
- 奨学金 など
FIREにおいて、借金は「資産を増やすスピード」に直接影響する要素なので、
「何の借金が、あといくら残っているか」
だけは、ざっくり把握しておきたいところです。
ステップ①-2:「なぜFIREを目指したいのか」を言葉にする
次は、目的の言語化です。
ポイントは、
「お金が欲しい」ではなく
「そのお金で、どんな毎日を送りたいのか」まで書き出すこと。
ノートやメモアプリに、こんな問いを書いてみてください。
質問リスト(そのまま使える形)
- 仕事を「完全にやめたい」のか
→ それとも、「働き方をゆるくしたい」のか? - 1日をどんなふうに過ごせたら、「いい一日だった」と思えるか?
- 平日の過ごし方は? 休日の過ごし方は?
- 「お金の不安が減ったら、やってみたいこと」は何か?
- 将来、どんな顔で笑っていたいか?
どんな一言を言っていたらうれしいか?
答えは、きれいな文章でなくて大丈夫です。
- 今より通勤を減らしたい
- 好きな場所で仕事をしたい
- 推し活や趣味にもっと時間を使いたい
- 親の近くに住める選択肢を持っていたい
みたいに、箇条書きでOK。
大事なのは、
「FIRE=ただのお金の目標」ではなく
「自分たちらしく暮らすための手段」
という感覚を、自分の中にじわっと置いておくことです。
我が家のリアルな例(ポテト男爵&メロン夫人の場合)
我が家がステップ①をやったときの話も、少しだけ。
我が家の現状整理(ざっくり)
- 共働き
- 世帯年収:およそ600万円~800万円
- 年間支出:だいたい350万円前後(投資抜きの生活費)
- 投資総額:0円(スタート時点)
- 借金:住宅ローンのみ(繰上返済は焦らずでOKと判断)
「ちゃんと計算したのは久しぶりだったね」と言いながら、
2人で家計簿アプリやネットバンキングを見て、数字をざっと書き出していきました。
「なぜFIREを目指したいのか」の言葉
書き出した中で、特にしっくりきたのがこのあたりです。
- 定年までフルタイムで走り切るイメージが、どうしても湧かない
- 「働かないと生きていけない」が、ずっと続くのはしんどい
- もっと、時間と心にゆとりを持って暮らしたい
- 旅行や本、映画など、「インプットに時間を使う暮らし」がしたい
- 親のサポートが必要になったとき、迷わず動ける自分でいたい
- 育児に全力で取り組みたい
- 趣味をもっと楽しみたい
ここまで書いたときに、2人で



あ、別に働きたくないわけじゃないんだよね



働かなくても生きていけるけど、働くことも選べるが理想だね
と気づきました。
この感覚が、後の
「10〜15年後のサイドFIREを目指す」
という方向性につながっていきます。
よくあるつまずきポイントと、ゆるく乗り越えるコツ
ステップ①でありがちなつまずきも、先に書いておきます。
つまずき①:数字を見るのが怖くて、向き合えない
→ コツ:「今日はこれだけ」と範囲を決める。
- 今日は「収入」と「支出ざっくり」だけ
- 来週末に「資産」と「借金」を見る
など、一気に全部を完璧にやろうとしないことが大事です。



1円単位まできっちりやると大変だから、ざっくりでいいね
つまずき②:「目的」がうまく言葉にできない
→ コツ:「やりたくないこと」から書いてOK。
- 満員電車に毎日乗り続けたくない
- 上司の顔色だけで一日が決まるのはイヤ
- 残業でクタクタな状態で、休日が終わっていくのは悲しい
こういう「イヤなことリスト」から始めて、
そこから「じゃあ、どうなったらうれしい?」と逆算すると、
自分らしい目的が少しずつ見えてきます。



仕事中心の生活が嫌だ!
つまずき③:夫婦で意見がズレてモヤッとする
→ コツ:「正解をそろえる会議」ではなく
「お互いの本音を知るおしゃべり会」にする。
- 「それいいね」「そうは思わないな」をジャッジしない
- 一度で結論を出そうとしない
- とりあえず今日は「話を聞き合うだけ」でOKにする
FIREは長期戦なので、
「話しやすい空気」を整えることも大事な投資だと感じています。



お互いの大切なものは尊重していきたいね



どちらかが生きづらいと感じたら本末転倒だよね
まとめと次のステップ(ステップ②へ)
ステップ①でやることを、もう一度まとめると…
- 毎月の収入・支出・資産・借金を、ざっくりでいいので見える化する
- 「なぜFIREを目指したいのか」を、箇条書きでもいいから言葉にする
- 夫婦(パートナー)がいれば、お互いの本音を聞き合う時間を作る
これができたら、次のステップ②に進む準備はバッチリです。
② 目指すFIREの形と必要額を決める
次回は、
- 完全FIRE/サイドFIRE/コーストFIREって何が違うの?
- 我が家が「サイドFIRE」を選んだ理由
- 年間いくらあれば「自分たちらしく暮らせる」のかを決める考え方
について、数字の出し方も含めて具体的に書いていきます。
まずは今日、5〜10分だけでもいいので、
どれか一つの質問に答えを書いてみてもらえたらうれしいです。






